リンリンの徒然なるブログ

ただ単に思ったことを書きます。

3Dプリンターで創作意欲が高まった話

こんにちは、リンリンです。

今回は購入した3Dプリンターについてツラツラと書いていこうと思います。

目次です。

 

それでは、どうぞ。

 

※1 今回のブログ記事は好きなことについて記事を書き、それをアドベントカレンダーとしてまとめる企画の一環となっております。

※2 商品リンクはありますが広告収入は発生しません。

 

1. 3Dプリンターとは

3Dプリンターとは...

立体のモノを印刷できる!!!!!!!!

 

その名のとおりですね。

 

ただ3Dプリンターの印象としては、「高そう」「難しそう」「どうやって印刷するんだろう」なんていろいろあると思います。

ここでは簡単に3Dプリンターについて説明していこうと思います。

 

2. 印刷方式

まずは印刷方式から。

紙のプリンターではレーザータイプやインクジェットタイプがあるように、3Dプリンターにもタイプがあります。

ここでは大きく2つの方式について説明します。

2.1 積層方式

 

積層方式はフィラメントと呼ばれるプラスチックの束(ミシンでいうボビン)を溶かし、積み重ねていくタイプです。

ケーキのモンブランやソフトクリームのように高くしていくような感じです。

 

2.2 光造形方式

 

光造形方式は、レジンと呼ばれる液体に紫外線を当てることで固めて形を作る方式です。

土台が下から上がってくるため印刷物が反対にできるのが特徴的です。

 

2.3 印刷方式の比較

積層方式と光造形方式にはそれぞれ利点と欠点があります。

※光造形方式は使用していないため憶測になりますがご了承ください。

 

  積層型 光造形方式
本体の値段 幅がある 幅がある
本体の大きさ 幅がある 小さめ
素材 フィラメント レジン
騒音 うるさい 静か
処理 臭い
得意な製作物 大きく角張ったもの(入れ物) 小さく造形が細かいもの(フィギュア)

 

3Dプリンター自体値段によって、本体や印刷物の精度に影響してきたりします。

また、価格が高いものには超高速印刷機能やタイムラプス機能が備わっているものもあります。

 

3. 使用ソフト

3.1 Fusion360

www.autodesk.co.jp

 

使用ソフトはFusion360というCADソフトです。印刷するためのデータを作成するソフトです。
このソフトは個人利用である場合で無償で使うことができます。
逆にこのデータで物を作って販売する場合は商用利用となり契約する必要があります。

使い方は…調べてみてください。

 

3.2 スライスソフト

ultimaker.com

これは3Dプリンターで出力する際に、プリンターがどのように印刷するかの流れを作成するソフトです。

地図で目的地を決めたらルートを考えてくれる、的なソフトです。

このソフトで、印刷物の向きやサポート材の有無も決めます。

この操作は結構重要で、仕上がりに大きく影響することもあります。

 


青の部分がサポート材になる場所で、赤の上の部分の仕上がりを
きれいにするために必要です。

 

4. 使用機材

 

※私はVOXELAB Aquila X2という機種を使っていますが、現在在庫切れのため類似品のEnder 3を掲載します。

 

3Dプリンターって高いし印象があると思いますが、そんなことはないです。

今回買った機種は2万円以下というとてもリーズナブルな価格でした。一方、機材を自分で組み立てたり、印刷環境の調整が必要になります。

Aquila X2とEnder3は設計がほぼほぼ同じため、ベルトやノズルなどの消耗品に互換性があったりします(要検証)。

 

 

5. 実際に作ってみた

Fusion360で作りたいものをモデリングして、

スライスソフトでフィラメントの通り道をデータにして、

実際に印刷して

完成!

 

6. 活用例

スマートウォッチの充電台

上に載せるだけで充電できるのはとても便利

 

リモコン入れ

後ろにフックがあるため網棚に引っ掛けられる

 

運転席にある懐中時計を置く台

思いのほか再現度が高くてびっくりしてます。

 

7. 遠隔操作&遠隔監視で効率化

3Dプリンターを使っていて、「時間がかかる製作物もやりたい」と思う時が増えました。

そこで効率よく3Dプリンターを稼働させるために、遠隔で電源入切できるものや防犯カメラを導入しました。

ジーッ

 

部屋の防犯カメラを3Dプリンターの前に置くことで、外出先でも印刷状況を確認することが出来ます。

また、Alexa対応のリモートスイッチユニットを3Dプリンターの電源につけることで、遠隔での入切操作が可能になります。

このふたつを組み合わせることで、印刷失敗したときや印刷終了を確認して電源を切ることができるため、電気代やフィラメントの節約に繋がります。

 

8.まとめ

3Dプリンターがお手軽に始められる今、自分の作ってみたいを現実にするチャンスかもしれません。

調整など面倒なところはありますが、慣れてくると印刷がとっても楽しくなります。

 

みなさんも充実した3Dプリンターライフを送りましょう。